>>108
>>109
ウィルスハクジンとシナコリアンは常にセット

>>144
洋妾(のちのらしゃめん)発祥の地は、オランダ貿易が行われていた長崎になります。

長崎へは天正年間以来多数の外国人が来航し
寛永に至って出島にオランダ屋敷が、元禄二年には十善寺に唐人(中国人)屋敷が設けられました。

文政年間、医者であり学者でもあったオランダ人シーボルトが長崎に来て
丸山遊女だった其扇と同棲を始めました。

安政三年七月二十一日、伊豆下田にアメリカ人タウンゼント・ハリスが上陸し、柿崎の玉泉寺に日本最初の公使館を開設しました。

この時、ハリスと通訳兼秘書であったヘンリー・ヒュースケンは
下田芸者だったお吉と経師屋の娘だったお福を「小間使い」を名義にして、妾として雇い入れました。
のち、ヒュースケンは別途、小夜という女性も雇い入れ、商館に住まわせました。

らしゃめんのはじまりはハリスとヒュースケンということになります。
先鞭をつけたのは、もちろんオランダですが。