0001ごまカンパチ ★
2020/04/27(月) 08:55:39.60ID:iU60vQCH9米ハワイ島のキラウエア火山で2018年5月に起きた噴火はその前の記録的な大雨がきっかけになった可能性があると、
米マイアミ大の研究チームが26日までに英科学誌ネイチャー電子版に発表した。
山体の地下1〜3キロでは岩石の隙間の圧力が過去約50年間で最も高くなったと推定。
マグマが移動しやすくなり、噴火につながったと考えられるという。
キラウエア火山では18年5月3日に山頂カルデラから東側の割れ目で噴火が始まり、同月4日にマグニチュード6.9の地震が発生。
17日に山頂カルデラ内の火口で爆発的噴火が起きた。
活発な噴火と溶岩の流出は8月まで続き、多数の民家が損壊した。
研究チームが地上観測と衛星観測のデータを合わせて解析した結果、同火山の18年1〜3月の雨量は約2250ミリと判明。
この時期の過去19年間の平均雨量は約900ミリで、2倍を超えた。
1790年以降の噴火を調べたところ、6割が雨期に始まっており、1924年には4月の大雨の後、5月に噴火が起きていた。
研究チームは地下の圧力の高まりをコンピューターでシミュレーションしただけで、マグマへの影響を具体的に示したわけではない。
しかし、大雨が噴火のきっかけになる場合、地球温暖化で異常な大雨が増え、世界各地の火山で噴火に至るケースがあるかもしれないという。