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【アルゼンチンにおける預金封鎖】
   1998年 秋にブラジルは、自国通貨のレアルの切り下げを行ったが、 
  アルゼンチンは自国通貨であるペソのレートを維持した。
   その結果、ブラジルから大量の繊維製品が輸入されるようになり、
  アルゼンチンの国内産業に大きな打撃を与え、経済への不安から
  アルゼンチン国内では預金をドルへ替える動きが加速した。

   その対策として2001年12月にアルゼンチン政府は預金口座から
  引き出し可能な金額を週250ドル、海外への送金を月1,000ドルに
  制限する預金封鎖に踏み切った。