黒川定年延長の理由は
「検事総長を勇退するはずだった稲田が、検察の面子の関係で辞められなくなったから」
これは稲田だけが悪いわけじゃない。
法務省・検察は黒川を後任にする前提で調整していたのだが、12月末に大アクシデント発生。

「カルロス・ゴーン国外逃亡」

このタイミングで年明け早々に稲田が検事総長を退官してしまうと、
対外的には「ゴーン被告の国外逃亡を受けて検察が然るべき手続きをとっていなかった」ということで、
引責辞任したとみられるので、検察の面子としても稲田を退任させられなくなった。
そこで検察の方から、稲田の退官延期とそれに合わせた黒川の定年延長の要望があったというのが真相。