【どうなる?東京五輪・パラリンピック(45)】 お宝争奪戦が勃発か。新型コロナウイルスの影響で五輪史上初の延期となった東京五輪について、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(66)は来夏に開催できなければ中止となる見通しを示した。過去に大会組織委員会の森喜朗会長(82)も同様の内容を述べており、ここへ来て一気に「中止論」が過熱してきた。そんな状況を逆手に取り、虎視眈々とカネ儲けをたくらむ者が急増している。未曽有の事態の裏で繰り広げられる巧みな“先行投資”とは?

そもそも中止のムードを加速させたのは、他でもないIOCのバッハ会長だ。英BBC放送のインタビューで同会長は「選手を先の見えない状況に置いておくわけにはいかない」と発言。東京五輪が2021年に開催されなかった場合は「中止」となることを公表した。これに対し、大会組織委員会の武藤敏郎事務総長(76)は「直接うかがったわけではないのでコメントすることは控えたい」と言及を避けつつ「バッハ会長は1年余り先のことを現時点で議論するのは控えたいと一方で言っている」と、あくまで来年夏の開催を強調した。

とはいえ、組織委の森会長も来夏にコロナが終息しなかった場合について「その時は中止」と一部報道で明言。IOC、組織委の2大組織の“ドン”が同じ見解を持つだけに

■「来年ダメなら中止」の流れは止まりそうにない。

そのXデーを虎視眈々と狙っているのが“投資家”たち。大会が「幻」となることを想定し、なんと東京2020大会公式グッズが盛んに市場で取引されているのだ。実際に大手オークションサイトをのぞくと、早くも「幻の東京五輪」「高騰なるか?」「希少価値」と興味をそそる巧みなキーワードが並び、時計や記念切手などが出展されている。すでに通常より高い価格で売買される商品もあり、将来を見越してそれらを入手しようと躍起になっているようだ。

全国展開する買い取り専門店「おたからや」のスタッフによると「中止になれば付加価値がつく可能性は大いにあります。今の状況だとクオカードや切手など使い勝手がいいものを持っているとプレミアムがつきますね」。一般的に「流通量が少ないほど将来的に欲しがる人が増える」と言い、東京2020大会のロゴが入った限定品や非売品は価格も「はね上がります」と指摘した。

1年延期し、さらに中止となれば後にも先にも今回の東京五輪だけだろう。確かに、公式グッズに限らず、五輪関連の品を残しておけば何十年か後に“大化け”するかもしれないが…。それだけ「中止論」が現実味を帯びてきた証しとも言えるかもしれない。

2020年5月23日 11時0分 東スポWeb
https://news.livedoor.com/article/detail/18303403/
https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/1/c/1caf5_1399_4fc7b3a8_11226d92.jpg


【IOC】東京五輪、21年開催が無理なら中止 バッハ会長が言及 ★4 [ばーど★]
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1590054600/