日本農業新聞
Jミルクは27日、2020年度の生乳生産量と牛乳・乳製品の需給見通しを発表した。全国の生乳生産量は前年度比1・4%増の746万トンで、2年連続の増産を見込む。しかし、飲用の最需要期である夏場は、例年と異なり学校給食向け牛乳(学乳)の需要が見込まれる。Jミルクは「都府県を中心に夏場は逼迫(ひっぱく)感が強まる」とみる。
生乳生産量は1月の前回予測値より0・1ポイント下方修正した。地域別では北海道が3・2%増の422万トン。乳牛頭数が増加しており、生産の主力となる2〜4歳頭数が直近5年間で最も多くなる見通しだ。都府県は0・9%減の324万トン。これまで減少していた2〜4歳の乳牛頭数が下期に増加傾向になり、減少幅は前年度から0・4ポイント縮小する。
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