「拝めば難逃れる」謎の鳥が話題 山梨の博物館に「ヨゲンノトリ」
2020年05月25日 05時34分

 「ヨゲンノトリ」が描かれた御朱印=22日、山梨県山梨市
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 山梨県立博物館(笛吹市)の所蔵資料に登場する、頭が二つある架空の鳥が話題だ。江戸時代末期に現れコレラ流行を予言し、「われらの姿を朝夕に拝めば難を逃れる」と言ったとされる。同館職員が「ヨゲンノトリ」と名付けツイッターに投稿すると、同様に御利益があるとされる妖怪アマビエのように評判となり、利用申請も相次いでいる。

 差出磯大嶽山神社(山梨市)では、和紙にヨゲンノトリなどを記した御朱印を用意し、7日から約2週間で700〜800枚を授与。埼玉県春日部市の三州製菓は「ヨゲンノトリ印刷煎餅」を販売中だ。

 博物館は22日から再開している。

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