2020年5月31日 14時45分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200531/k10012452391000.html
新型コロナウイルスの影響で、多くの人が一堂に集まることが難しいなか、大津市の近江神宮では結婚式の様子をインターネットで配信する「オンライン結婚式」が開かれました。
天智天皇ゆかりの近江神宮で「オンライン結婚式」を開いたのは、大津市の三浦修司さん(45)と大阪市出身の万貴さん(40)です。
2人は当初、大阪や東京からおよそ50人を結婚式に招く予定にしていましたが、新型コロナウイルスの感染を予防するため、ブライダル会社と相談してテレビ会議システムで配信することにしました。
31日は、近江神宮の結婚式場に新郎新婦と修司さんの両親の合わせて4人が集まり、式の様子が親戚や友人合わせて30人に配信されました。
白むくの万貴さんと紋付きはかまの修司さんが指輪を交換する様子や杯を交わす様子が映し出されると、見守った人たちは拍手を送って新しい門出を祝っていました。
式を終えた新郎の修司さんは、「一度は結婚式も諦めようと思っていましたがこうした形で皆さんに祝っていただいて本当によかったです。妻と幸せな家庭を築いていきたいと思います」と話していました。
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