憲法改正の国民投票の利便性を高める国民投票法改正案は、17日に会期末を迎える今国会での成立が見送られることが確実となった。
同改正案は2018年6月に衆院に提出されており、6国会連続で継続審議となる。

 衆院憲法審査会の新藤義孝与党筆頭幹事(自民党)は3日、山花郁夫野党筆頭幹事(立憲民主党)と電話で協議し、4日の審査会開催を提案した。
山花氏は、野党が要求する衆院予算委員会の集中審議に与党が応じていないことを理由に挙げ、拒否した。

 一方、参院憲法審も3日、今国会初となる幹事懇談会を開催した。与党が審査会の開催を求めたのに対し、野党は回答を留保した。

 憲法審の定例日は衆院が木曜、参院が水曜の1日ずつだ。政府・与党は会期を延長しない方針で、
「参院での審議時間を確保して成立させることは事実上不可能」(自民党関係者)となった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f7df4e1ea4d6fa63014f1088c1993c11bb43dccf

■参考
国民投票法改正案とは?反対の声がネットで拡散、問題点は?
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5ec48cc3c5b6956f4169ecee

国民投票法改正案 憲法改正のための安倍首相の悲願
https://www.news24.jp/articles/2020/01/03/04571965.html