ローマ教皇「人種差別容認できない」 米黒人男性死亡事件受け
2020年6月3日 18:33 
発信地:バチカン市国 [ バチカン市国 ヨーロッパ ]


【6月3日 AFP】(更新)ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇(Pope Francis)は3日、米国の黒人男性ジョージ・フロイド(George Floyd)さんが警官に首を膝で押さえつけられて死亡し、抗議活動が全米に広がっている事件を受け、「人種差別の容認や看過はできない」と述べた。

 一方で教皇は、フロイドさんの事件を受けて広がっている暴力行為について「自己破壊的で自滅的」だと非難。「暴力で得られるものなどない。あまりに多くのものが失われている」と嘆き、フロイドさんと「人種差別という罪のせいで命を失ったすべての人」のために祈っていると述べた。

https://www.afpbb.com/articles/-/3286447