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『安易にロシアと妥協するべきではない。』北海道あ氏

道東の人々は今迄、半世紀以上、「今は動く時ではない、耐える時です」と毎年言われて来ました。

毎回、我が政府の首相が刷新されるたび、ソ連やロシアの指導者が交代するたび
元島民とその親族は、健気にも純真に期待をして来たのです。

いったい、いつまで待てば良いのでしょうか。

毎日、目の前にある故郷に、行きたくても行けないのです。
わかりますでしょうか。自分の故郷です。目の前なのです。目が良い人であれば、木や煙がはっきりと見える距離なのです。

そして、昨年、国後島出身のお婆さんはこの世を去りました。

待てと言われ、耐えろと言われ続け、故郷を見る事無く、最後に望郷の念に心の涙をながしてこの世を去った人々。
故郷を暴力で奪われた者の想い、道東出身の男として晴らさずにはおられません。

武士道は「復仇」こそ眼目であります