https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200626/K10012484701_2006261220_2006261251_01_02.jpg
新型コロナウイルスの影響で多くの企業が厳しい経営環境におかれていますが、「商品が売れない!」と悩んでばかりいられません。大阪ではちょっとした工夫でコロナ時代の需要をとらえようとナニワ魂を見せるメーカーが次々と登場しています。工場を動かすことはある別の効果もあるというのですが、どのようなものなのでしょうか。(大阪放送局記者 太田朗)
シェアする
伝統産業“つまようじ”メーカー
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200626/K10012484701_2006261212_2006261251_01_03.jpg
和菓子を食べるときに使う「黒文字ようじ」。国産材を使ったこだわりの製品を作っているのは、大阪 河内長野市のメーカー「菊水産業」です。
この地域では「つまようじ」作りが伝統産業。しかし、つまようじの市場は近年、安い中国製の製品が圧倒的なシェアを占めています。
竹串やざるといったキッチン用品の販売も行ってビジネスを多角化してきましたが、新型ウイルスの影響で会社全体の売り上げが前の年より50%も減少してしまいました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200626/K10012484701_2006261213_2006261251_01_04.jpg
そこで考え出したのが「非接触棒」。一見するとつまようじのように見えますが、ボタンやスイッチに直接触れずに押すための木の棒です。
コロナ時代に適合した新商品なのです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200626/K10012484701_2006261314_2006261440_01_05.jpg
パッケージには「思う存分つつくがよい」の文字。長さ7.5センチほどの棒で、1ケースに120本ほど詰めて完成。
価格は「コロナに勝つ」の意味を込めて、「567円」より1円高い「568円」で販売しています。
===== 後略 =====
全文は下記URLで
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200626/amp/k10012484701000.html