6/29(月) 18:51
時事通信
 「やはり2位では駄目だ」。

 安倍晋三首相は29日、自民党人工知能未来社会経済戦略本部の塩谷立本部長らと首相官邸で面会した際、理化学研究所や富士通などが開発したスーパーコンピューター「富岳」が計算速度で世界一になったことに関してこう強調した。

 スパコン開発をめぐっては、民主党政権下の事業仕分けで蓮舫氏(現立憲民主党参院幹事長)が「2位では駄目なのか」と官僚を追及し、波紋を呼んだ経緯がある。面会は人工知能(AI)に関する研究開発や人材育成の強化を求める同本部の決議文手交が目的で、首相は富岳について「AI活用における計算能力を評価されて1位になった」と述べた。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200629-00000085-jij-pol