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2020年6月29日 19時08分新型コロナウイルス

衣料品チェーン大手の「しまむら」のことし2月下旬から先月下旬までの3か月間の決算は、新型コロナウイルスの影響で店舗の臨時休業が相次いだことから、最終的な損益が12億円の赤字となりました。決算が最終赤字となったのは、3か月ごとの決算の公表を始めた2008年以降では初めてです。

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しまむらの発表によりますと、ことし2月21日から先月20日までの3か月間の決算は、売り上げが1069億円と前の年の同じ時期と比べて19%減少し、最終的な損益は12億円の赤字となりました。

決算が赤字となったのは、3か月ごとの決算の公表を始めた2008年以降では初めてです。

業績が悪化したのは、感染拡大によってことし4月以降、最大で80の店舗を臨時休業としたほか、すべての店舗で1か月にわたって営業時間を短縮したことで来店客数が大きく減少したためです。

一方、先月下旬以降、店舗での営業が再開したことから、来年2月までの1年間の売り上げは前の年とほぼ同じ水準となり、最終的な利益は前の年を13%上回る148億円になると見込んでいます。


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