2020年6月29日 21時07分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200629/k10012488411000.html

千葉県八千代市で生後10か月の長男を突き飛ばして頭にけがをさせたとして33歳の父親が逮捕されました。父親は容疑を否認しているということです。

逮捕されたのは八千代市米本の会社員、佐藤祐一容疑者(33)です。

警察の調べによりますと、佐藤容疑者は28日夜10時すぎ、自宅の団地の一室で生後10か月の長男を突き飛ばして、頭にけがをさせたとして傷害の疑いが持たれています。

事件の直後、同居する妻から通報を受け警察が現場に駆けつけたところ、妻が「夫が長男を突き飛ばした」などと説明したことから逮捕したということです。

長男は現在入院して治療を受けていますが意識はあるということです。

警察の調べに対し佐藤容疑者は「長男がバランスを崩して柱にぶつかった。突き飛ばしていない」などと容疑を否認しているということで、詳しい状況を調べています。


千葉県「安全確保必要な家庭と認識していた」

児童虐待などを担当する千葉県の児童家庭課は「この家庭については過去にも児童相談所が関わりを持っていた。県として安全を確保する必要がある家庭だと認識していた。これまでにどのような対応を取っていたのか確認中です」としています。