三重県警鈴鹿署は30日、鈴鹿サーキット(鈴鹿市)でレース用の自転車(ロードバイク)を盗んだとして、
窃盗の疑いで大阪府松原市の会社員、山下敬介容疑者(40)を逮捕した。

逮捕容疑は2019年11月9日、鈴鹿サーキットの国際レーシングコース内で、
立てかけてあった愛知県小牧市の自営業男性(51)のロードバイク(時価約50万円)と、
富山県高岡市の男性医師(52)のロードバイク(時価約100万円)の計2台を盗んだ疑い。

鈴鹿署によると、鈴鹿サーキットでは同日、自転車の競技大会「第20回スズカ8時間エンデューロ」が開催されており、
盗まれたロードバイクの所有者2人は大会に参加していた。

鈴鹿署によると、山下容疑者は「売却してお金を得るために盗みました」と容疑を認めている。
ロードバイクはそれぞれ十数点に分解され、
部品がインターネットオークションに出品されているのを被害者の関係者が見つけ、同署が押収した。
山下容疑者は、50万円ほどの売り上げを得ていたという。

レース参加者以外がコースに入るのは難しいといい、鈴鹿署が侵入方法などを調べている。
〔共同〕

以下ソース:日本経済新聞 2020/6/30 16:13
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60973180Q0A630C2CN8000/