自動車向け空調部品のサンデンホールディングス(HD)は30日、私的整理の一種である事業再生ADR(裁判以外の紛争解決)制度の利用を申請した。負債残高は1648億円で、取引先の金融機関に借入金の返済を一時停止するよう求めている。新型コロナウイルスの感染拡大で部品事業が低迷し、資金繰りが悪化していた。

国の認定を受けた第三者機関、事業再生実務家協会に事業再生ADRの手続きの利用を同日に申請して受理さ…(以下有料版で)

2020/6/30 20:35日本経済新聞 電子版
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