6/30(火) 23:20
読売新聞オンライン
 
 スカイマークが30日発表した2020年3月期決算(単体)は、最終利益が12億円の赤字(前期は91億円の黒字)だった。新型コロナウイルスの感染拡大で旅客需要が急減し、4期ぶりに最終赤字に転落した。

 感染拡大前の利用が堅調だったため、売上高は前期比2・4%増の903億円と過去最高を更新した。感染拡大後は減便などが響き、急速に収益が悪化した。3月の搭乗者数は前年同月比37・4%減に落ち込んだ。

 移動自粛の解禁などで需要は回復傾向にあり、7月の減便率を約30%と5月の約85%から縮小する。手元資金を厚くするため、5月末に金融機関から計300億円を借り入れたことも明らかにした。

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