東京・江東区の区立小学校に勤務する教諭2人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、この小学校で感染が判明した教諭は4人になりました。

新たに感染した2人は無症状だったということで、区は濃厚接触していた児童の検査を進めるとともに、臨時休校の期間を延長しました。

江東区によりますと、新たに感染が確認されたのは、同じ区立小学校に勤務する30代の男性教諭と40代の女性教諭です。

2人とも発熱などの症状はありませんでしたが、先月26日に同僚の女性教諭2人の感染が確認されたため、PCR検査をしたところ、30日、陽性と判明したということです。

先月、感染が判明した女性教諭2人の濃厚接触者にあたる児童や教職員など12人は、検査の結果いずれも陰性だったということです。

区は、新たに感染が確認された2人と濃厚接触していた複数の児童について検査を行うとともに、今月6日までとしていた臨時休校の期間を10日までに延長しました。

都内では、学校関係者の感染が相次いでいて、先月下旬には大田区の区立小学校の30代の男性教諭や、2つの特別支援学校の教職員3人の感染が確認されています。

2020年7月1日 11時38分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200701/k10012490781000.html