東京都は、新たに131人が、新型コロナウイルスに感染していたと発表しました。100人を超えたのは3日連続で、小池知事は、他県への不要不急の移動を控えるよう呼びかけました。

東京都内の新たな感染者は、10歳未満から90代までの男女131人で、3日連続で100人を超え、5月25日の緊急事態宣言解除後、最も多くなりました。

131人のうち、20代と30代の若い人が98人と、7割を超えています。

また、感染が相次いでいる夜の歓楽街と関係がある人は62人で、このうち25人は、陽性者が出たホストクラブの集団検査で判明しました。

また、クラスターが起きた荒川区にある介護施設「ひぐらしの里」で、新たに入所者と職員、7人の感染が確認され、この施設の感染者は19人となりました。

さらに、武蔵野市にある「栄光乃園幼稚園」でも、園児と職員、3人の感染が確認されました。

このほか家庭内で感染した人が6人いて、夜の街で働く父親から子どもにうつったり、飲み会で感染した夫から妻にうつったりしたケースもあり、都は、夜の街から家庭や職場への感染の広がりを警戒しています。

小池知事は、近隣の県でも感染者が増えていることなどから、不要不急の他県への移動を控えるよう呼びかけました。

2020年7月5日 00:47 日テレ
https://www.news24.jp/articles/2020/07/05/07672347.html