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毎日新聞

祭は中止でも…ねぶた制作見に来て 星野リゾート青森屋
ねぶたの制作を始めた内山龍星さん=青森県三沢市古間木の星野リゾート青森屋で2020年7月3日午後2時58分、江沢雄志撮影
 宿泊施設の星野リゾート青森屋(三沢市)は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、ねぶた祭が中止となり、制作機会を失ったねぶた師を支援する取り組みを始め、3日から屋内でねぶたの制作がスタートした。

 ねぶた師の内山龍星さん、立田龍宝さん、北村春一さんの3人が参加。交代で作業を進め、9月末に完成予定。ねぶたは高さ約2メートル、幅約3メートル、奥行き1・5メートルの大きさになる見込みで、制作過程は宿泊客に公開されている。

 ねぶたの題名は「悪疫退散 守護神 降臨」で、新型コロナの終息を願い、毘沙門天と不動明王、鍾馗の3体を3人のねぶた師がそれぞれ制作したものを同じ台座に乗せる。

 3日に制作を始めた内山龍星さん(58)は「新鮮な試みでありがたい。最後までしっかり作るので普段は制作現場に来られない人もぜひ見に来てほしい」と話した。今後はねぶた制作に関わるワークショップやねぶた師による解説講座なども予定されている。

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