7/7(火) 12:57配信
読売新聞オンライン
 
 勤務していた弁当店で、アルバイトの女性従業員2人に暴行を繰り返したなどとして、香川県警高松南署は6日までに、店長の被告の女(53)(高松市木太町)と、娘で店員の被告の女(35)(同市林町)を暴力行為処罰法違反や暴行などの疑いで逮捕し、発表した。従業員は無理やり丸刈りにされたり鼻にピアスの穴を開けられたり、金を詐取されるなどの被害にあっていたという。

 発表によると、両被告は従業員2人が注文商品の提供が遅かったり、遅刻したりするたびに激高。共謀し、4月と5月にはバイト女性(25)に「髪坊主にしな」などと脅してはさみなどで丸刈りにした疑い。

 また、店員の被告は3月にもこの女性にマイナスドライバーで自分のほおを傷つけさせ、4月には頭を押さえつけて鼻にピアスの穴を開けたとして、強要などの容疑でも逮捕、起訴された。

 店長の被告も別のバイト女性(50)に対し、2017年に「あんたのせいで顔をやけどした」などと偽り、100万円を詐取、今年5月にも、この女性を転倒させた上で顔を蹴り、3週間のけがをさせたなどとして詐欺などの疑いでも逮捕、起訴されている。

 同署によると、25歳女性の姉が、妹が丸刈りにされた後に警察に相談。捜査の過程で捜査員があざのある50歳女性を発見し、被害が発覚した。両被告は犯行の一部をスマートフォンで撮影していたという。両被告は「いらいらした時にバイトに当たっていた」などと供述しているという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/777080a46b9383d515ef12b7a2b42a8b6b7a19e7