無印良品は2006年に米国事業に進出した。現在は18店舗を運営している。米国は賃料が高くコスト負担が重かったうえ、新型コロナによる営業休止の影響が大きかった。
米子会社の20年2月期の売上高は110億円、最終損益は18億円の赤字だった。破産法申請による良品計画の20年8月期連結業績への大きな影響は無いという。今後は法的手続きを経て、店舗計画など運営計画を策定する。
良品計画の20年2月期の連結売上高は前の期比7%増の4387億円、純利益は31%減の232億円だった。海外売上高は全体の4割を占めており、そのうち中国を中心とした東アジアは3割の1247億円と日本の次に大きい。
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO61378490Q0A710C2000000