7/14(火) 10:03配信
共同通信
 
 陸上自衛隊の将官級(将、将補)の天下りあっせん疑惑で、防衛省が自衛隊法に違反したとして、陸上幕僚監部募集・援護課の元課長らの懲戒処分を検討していることが14日、関係者への取材で分かった。監督責任を問われる陸自幹部も含めると、処分対象は数十人となる見通し。

 関係者によると、防衛省は14日にも内閣府の再就職等監視委員会に調査結果を報告する。募集・援護課は、再就職の規定に反し、将官級の経歴や退職時期を企業側に伝えていた。課内で代々引き継ぎながら、組織的に天下りをあっせんしていたとみられる。

 防衛省は大臣直轄の調査チームを設置し、全容解明を進めていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/861bf49aa11dfc7ed4b3874f43ffd38240f77b8e