7/16(木) 18:28
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青森放送

 青森市に住む20歳代の男性警察官が新型コロナウイルスに感染したことが確認され濃厚接触者は26人に上っています。
 警察官は感染した風俗業の女性の接客を受けていましたが市の連絡に対して客であることを否定し検査を拒否していました。

 これは青森市の小野寺市長が会見を開いて説明したものです。

★青森市 小野寺晃彦市長
「濃厚接触者の人数ですが職場の同僚22人それから会食に同席した4人 (男性警察官に)連絡をしたのですけど本人は該当者(利用客)であることを否定し検査も受けないということでした」

 市によりますと感染が確認されたのは市内に住む20歳代の男性警察官です。
 15日、咳や熱のほか味覚の異常など症状が見られたため自宅から市内の医療機関に救急搬送され抗原検査の結果、陽性と判明しました。
 この警察官は7月8日、派遣型の風俗店を利用しており感染が確認された20歳代の女性から接客を受けていました。
 市はこの警察官に連絡を取っていましたが客であることを否定し検査を拒否したということです。
 県警察本部によりますと感染した警察官は青森市の本部警備部に所属しています。
 女性の接客のあと警察本部と十和田警察署で勤務し十和田市では会食をしていました。
 濃厚接触者は同僚や会食に同席した人あわせて26人と判断されました。
 県警察本部の村井本部長は16日午前、県庁を訪れ警察官の感染確認を三村知事に報告しました。

★県警察本部 村井紀之本部長
「感染防止措置をしっかりと講じてきたのにこういう結果になって残念ですが今後も引き続きしっかりと感染防止措置をとらせていただきます」

 風俗店の女性の濃厚接触者については1人増えて28人になりました。
 きょうまでに10人が陰性と確認され1人が今後、検査する予定です。
 健康観察が3人でいまだ連絡が取れていない人が13人いるということで確認を進めています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/009b90af052b28d0e0dbef95b63c3ae63db0922a