日本郵政グループは、かんぽ生命の保険の不正販売で、日本郵便の社長ら役員を含む573人について、懲戒解雇や減給などの処分を行ったと発表しました。

 「日本郵便、かんぽ生命、合計で573人の処分を実施をいたします。本日、同席している日本郵便の衣川(社長)、かんぽ生命の千田(社長)も、当時の責任者として処分の対象となっています」(日本郵政 増田寛也社長)

 日本郵政グループが、かんぽ生命の保険の不正販売に関与したとして懲戒解雇や停職、減給などの処分を行ったのは、職員や管理部門の責任者など573人です。役員39人も処分の対象となっていて、日本郵便の衣川和秀社長と、かんぽ生命の千田哲也社長にも月額報酬の減額や厳重注意の処分を行いました。今回の処分は全体のまだ一部で、処分対象者全員のうち、7%から8%くらいだということです。

 一方、保険販売の営業再開の時期について、日本郵政の増田寛也社長は、今後、日本郵政、日本郵便、かんぽ生命の3社の取締役会で了承を得られてからという認識を示しました。

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4040877.html