2020年8月2日 05時00分 (8月2日 05時02分更新)
愛知県が、同県岡崎市の市立愛知病院を借り上げ、新型コロナウイルスの中等症患者を
主に受け入れる専門病院とすることが分かった。関係者によると、入院患者の退院などで
病床が空いた後、秋ごろの開設を目指している。
愛知病院は昨年三月まで県がんセンター愛知病院だったが、県から岡崎市へ経営を移管。
その後は岡崎市立の病院となっていた。
現在は百五十床ほどあるが、専門病院として何床を準備するかは検討中という。
コロナ感染者の受け入れがほかの患者の治療や病院経営に大きな影響があることなどから、
医療界から専門病院の設置を求める声が上がっており、県は第二波の到来を視野に岡崎市
などと調整を進めてきた。
https://www.chunichi.co.jp/article/98406