https://www.tnc.co.jp/news/articles/NID2020080407871/

▼高島市長
「この感染数の推移をみてみて分かる通り、たしかにいわゆる第一波のときと比べて非常に感染者数自体は増えてきている」

7月以降、900人を超える新型コロナウイルス感染者が確認されている福岡市。

高島市長は4日朝の会見で、PCR検査の体制が拡充していることや重症化率が低下していることも踏まえ、
引き続き状況を注視していく考えを示しました。

一方、7月から市内だけで21件発生している「クラスター」についてはー

▼高島市長
「このクラスターを見てみると、お酒に関係する場所に由来する感染者陽性者の拡大が全体の8割を超えているわけですね」

その上で高島市長は今後、酒を提供する飲食店などに対し感染防止のガイドラインを守っているかどうか、
業界団体と連携してチェックするなど対策をとっていく考えを示しました。

一方、福岡市は3日夜、検査で陰性だった市内に住む20代の女性に誤って陽性と通知していたことを明らかにしました。

誤った通知を受けた女性は2日、感染が確認された5人と同じバスに20分ほど乗って宿泊療養施設となっているホテルに移動、
約5時間滞在したということです。

市の担当者の確認不足が原因で、女性がバスやホテルで感染した恐れがあるとして2週間の自宅待機を要請しています。

市は女性に謝罪するとともに、今後は再発防止に努めるとしています。