朝一番のホームの 冷えた静けさが好きさ
袖の長めのシャツに 風が泳ぐのが好きさ
ぼくは予防効果があるとはひと言も言っていない
ぼくが感じたことをしゃべりそれは間違いだと言われたら
ぼく自身言いたいことが言えなくなる
空を抱きしめたいよ
この手のひらで今を確かめたいよ
瞬間の速さに剥がれた町のポスター
わけもなく泣きたくなったよ
人は違う痛みに胸締め付けられて
この河の流れを越えてゆく…