任天堂、第1四半期は営業益427%増の1447億円 『あつ森』勢い継続、『Xenoblade』や『世界のアソビ大全51』がミリオン Switch生産状況は回復
2020年08月06日 16時24分更新
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任天堂<7974>の2021年3月期の第1四半期(4〜6月)の連結決算は、売上高3581億円(前年同期比108.1%増)、営業利益1447億円(同427.7%増)、経常利益1503億円(同576.2%増)、最終利益1064億円(同541.3%増)と大幅な増収増益を達成した。

ハード・ソフトともに販売が前年同期を大きく上回るなど好調に推移したことが主な要因だ。





Nintendo Switchでは、5月に発売した『Xenoblade Definitive Edition』が132万本、6月に発売した『世界のアソビ大全51』が103万本の販売を記録し、好調な滑り出しを見せている。

また、前期までに発売したタイトルも、1063万本(累計販売本数2240万本)の販売を記録した『あつまれ どうぶつの森』を筆頭に勢いを落とすことなく、好調な販売状況が続いており、ソフトウェア全体の販売拡大に大きく貢献した。

加えて、ソフトメーカーのタイトルも同様に販売を伸ばし、当期のミリオンセラータイトルはソフトメーカーのタイトルも含めて9タイトルとなった。

なお、新型コロナウイルス感染症の影響により、「Nintendo Switch」本体の生産に必要な部品の調達に一部支障が出ていたが、概ね生産状況は回復している。

これらの結果、ハードウェア、ソフトウェアともに前年同期を上回り、ハードウェアの販売台数は568万台(同166.6%増)、ソフトウェアの販売本数は5043万本(同比123.0%増)となった。

ゲーム専用機におけるデジタルビジネスでは、Nintendo Switchのパッケージ併売ダウンロードソフトによる売上が好調に推移したほか、6月17日に配信を開始したシリーズ初となる追加コンテンツ『ポケットモンスター ソード・シールド エキスパンションパス』の「鎧の孤島」が人気を博し、販売を伸ばした。加えて、ダウンロード専用ソフトやNintendo Switch Onlineによる売上も順調に推移し、デジタル売上高は1010億円(同229.9%増)となった。

モバイルビジネスでは、前期までに配信済みのアプリを多くのユーザーが継続して楽しんでおり、モバイル・IP関連収入等の売上高は132億円(同32.7%増)となったという。

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