米国で9日、累計の新型コロナウイルス感染者数が500万人を超えた。
ただ、専門家が強調してきたように、実際の感染者数はこの何倍も多い可能性がある。

米国は世界全体の感染者数の約4分の1を占め、死者数も世界最多。
米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、推計503万6387人の感染者のうち、これまでに16万2851人が死亡した。

米国の感染者数はアイルランドの人口を上回り、アラバマ州の人口と比べても若干多い。

感染者増加のスピードをみると、米国では感染者が100万人に達するのに99日を要した。
そこから43日で200万人、28日で300万人に達し、15日後の7月23日には400万人を突破。その後の17日間で500万人に増えた。

感染拡大に鈍化の兆しは見られない。死者数も増加が続き、ジョンズ・ホプキンス大のデータによると、
ここ5日間は連日1000人以上の死者を記録している。7月21日以降、米国で1000人以上の死者が出なかったのは4日間のみにとどまる。
https://www.cnn.co.jp/usa/35157955.html