10日の会見でWHOのマイク・ライアン エグゼクティブディレクターは、日本の現状について「完璧な国などなく、日本も苦労しながら奮闘している」との認識を示しました。その上で、「日本は他の国にはないほど強力にクラスター(感染者の集団)を追跡してきた」と指摘し、「科学的なアプローチに基づく対策をとってきたことは信用に値する」と述べました。
また、マリア・ヴァンケルコフ テクニカルリードは、今後も「データに基づくアプローチが重要だ」とし、「日本はこれまで得た感染データやクラスターの詳細な調査を活用し、よりターゲットを絞った対策をとることで次のステップに進める」と対策のポイントを指摘しています。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4049905.html