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- [内閣府ホームページ] _ 災害教訓の継承に関する専門調査会報告書 / 1923 関東大震災【第2編】
_ 平成20年3月発表
・第1節 - 流言蜚語と都市
http://www.bousai.go.jp/kyoiku/kyokun/kyoukunnokeishou/rep/1923_kanto_daishinsai_2/pdf/18_chap4-1.pdf

この中に、当時の警察庁から新聞社各社に宛てた警告が紹介されている。

- 「朝鮮人の妄動に関する風説は虚伝に亙る事極めて多く、非常の災害に依り人心昂奮の際、
如斯虚説の伝播は徒に社会不安を増大するものなるを以て、朝鮮人に関する記事は特に慎重に御考慮の上、
一切掲載せざる様御配慮相煩度、尚今後如上の記事あるに於ては発売頒布を禁止せらるる趣に候條御注意相成度」

つまり、
「おい、マスコミども。朝鮮人についてデマばっかり書いてんじゃねーよ。
もう二度と掲載するな。今後掲載したら発禁処分にするからな」
という事だ。

また、警察庁から一般市民宛ての布告も紹介されている。

- 「鮮人の大部分は順良にして何等凶行を演ずる者無之に付濫りに之を迫害し暴行を加ふる等無之様注意せられ度」

つまり、
「朝鮮人の大部分は善良で、何も悪いこたァしてねーじゃねーか。
何もしてない者に暴行を加えるとはどういう事だ。てめえら、いいかげんにせーよ」
という事だ。