https://www.sagatv.co.jp/news/archives/2020091503708

九州新幹線長崎ルートに関し、国交省から提案されている5つの整備方式に対応する環境アセスメントについて、
県は「同意すればフル規格での整備を受け入れるのと同じだ」として、同意しない考えを改めて示しました。

山口知事:「環境アセス受けることはありえない」

南里地域交流部長:「今回の提案を受け入れることはすなわち、佐賀駅を通るルートでのフル規格での整備を
受け入れることと同義であると考えるので、これは受け入れられるものではない」

九州新幹線長崎ルートのフル規格やフリーゲージトレインなどを含む5つの整備方式に対応する環境アセスメントは、
6月に国交省から提案されたものの、県は同意せず拒否する考えを示してきました。
今月に入り国交省が県側の再検討を月末まで待つ姿勢を示したほか、自民党県連もアセスへの同意を
知事に要請する動きを見せていました。しかし、県は改めて同意しない考えに変わりが無いことを示した形です。

国交省は、「同意されたからといって特定の整備方式に決まるわけではない」と同意を求めていましたが、
県は「中身を見るとフル規格のための環境アセスであると浮き彫りになった」と説明しました。