https://news.yahoo.co.jp/articles/10239f637a3f6e4b3ea964f1720e347ada7d12f1

兵庫県教育委員会は2022年度から、県立高校(特別支援学校を含む)の新入生にタブレット端末を
原則として自費で購入するよう求めることを決めた。コロナ禍により義務教育でオンライン授業などが進み、
高校でも継続させるため。20年度中に小中学校では国の補助金などで「1人1台」が実現するが、
高校については国の方針が示されず、補助金もない。端末は数万円するため、家庭にある端末の
利用を認めるかなど各校で判断する。

県教委によると、コロナ禍でICT(情報通信技術)の活用が加速。県教委は2万台の端末を公費で購入して
県立学校に配布し、校内の無線LANも整備した。保護者らが端末を買えば、生徒が家庭でも使えるため、
今夏ごろから校長会で自費購入の方針を伝えていた。購入費として7万円を借りられる奨学金制度も20年度に新設された。

県教委の担当者は「タブレット端末は文房具と一緒で、各自で所有・活用する物になっている。
高校でもICT教育を続けたい」としている。