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2020/9/18
 東京都の感染状況「急速な増加が強く危惧される」専門家分析

 東京都内の新型コロナウイルスの感染状況などを分析・評価する「モニタリング会議」が開かれ、専門家は、感染状況の警戒のレベルについて
 上から2番目の表現を維持したものの、新たな感染の確認や感染経路が分からない人の割合が増加に転じているとして、今後、感染の急速な増加
 が強く危惧される状況にあると分析。

 会議の中で国立国際医療研究センターの大曲貴夫国際感染症センター長は、都内の感染状況について
「感染の再拡大に警戒が必要であると思われる」と評価。これは、4段階ある警戒のレベルのうち上から2番目の表現で、先週と同じ。
 ただ、新たな感染の確認が16日までの7日間の平均でおよそ181人と、前の週のおよそ149人から増加に転じたとして、さらに増加傾向が続くこと
 への厳重な警戒が必要だと指摘。
 さらに、新たに感染が確認された人のうち感染経路が分からない人の割合がおよそ1か月ぶりに増加に転じていることから、今後、感染の急速な
 増加が強く危惧される状況にあると分析。
 このほか、会食で感染した人が67人と前の週の41人から増加していることについて、23区内での営業時間短縮の要請が終了したことに伴って友人
 や同僚などとの会食の機会が増えるとして、いわゆる「3密」の回避など対策の徹底が重要だと指摘。

 東京都の小池知事はモニタリング会議のあと、記者団に対し
「専門家からは感染者数が増加することへの厳重な警戒が必要だということで、くぎを刺されているので、指摘をしっかり受け止めたい」との事。
 また、今週末からの4連休については
「旅行や彼岸の墓参りなどを予定されている人もいるかと思うが、調子の悪い人は無理をせず外出を控えていただきたい。安全で楽しい旅にする
 ためにもマスクの着用や手洗い、消毒など、くれぐれも感染防止対策を万全に行っていただきたい」と呼びかけ。
 さらに、記者団が「Go Toトラベル」を前に外出を控えるよう議論したか質問されたのに対して、
「Go Toトラベルに東京を含むかどうかは、国のほうの分科会などで評価をされると聞いている。いずれにしても、Go Toトラベルであれ、普通の
 お出かけであれ、事業者も利用者もお互いに基本的な感染防止策を講じていただきたい」との事。
※小池百合子が360万票を獲得し東京都知事に再選後から飲食店の時短営業要請までの1日当たりの感染者の増加量と9/10に時短営業要請終了宣言
 までの増加量は以下に示す通り全く差異はなく、小池百合子は「一定の抑制効果あった」と豪語しているが、時短営業要請そのものに全く効果
 がなかった事を如実に示している。

小池百合子が時短営業要請を終了宣言時に豪語した内容:
2020/9/10 都知事「一定の抑制効果あった」

厳しい現実:
@7/5に小池百合子が東京都知事再選から8/3の飲食店の時短営業要請までの感染者の推移
 7/5 感染者数 6867人、8/3 感染者数 13713人 増加量 6864人 1日平均228人の増加
A8/3に小池百合子が飲食店の時短営業要請し、9/10に終了宣言までの感染者の推移
 8/3 感染者数 13713人、9/10 感染者数 22444人 増加量8731人 1日平均223人増加