ANAホールディングス(HD)が2000億円規模の公募増資を検討していることが25日、わかった。銀行からの借り入れで当面の資金繰りにメドをつけているが、新型コロナウイルス禍で旅客需要の早期回復は見通せない。危機の長期化に備えて普通株による資本増強に動く。

ANAHDの2020年4〜6月期の連結最終損益は1088億円の赤字だった。特に国際線の落ち込みが深刻で全日本空輸(ANA)の8月の旅客数は前年(以下有料版で、残り660文字)

日本経済新聞 2020年9月25日 18:00
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