【ブリュッセル時事】ベルギー・ブリュッセルの控訴裁判所は1日、2013年に生前退位した前国王アルベール2世(86)の隠し子で、アーティストのデルフィーヌ・ボエルさん(52)を「王女」として正式に認定した。地元メディアが報じた。

隠し子疑惑が明るみに出たのは1999年。デルフィーヌさんは13年に認知を求めて提訴し、長年法廷闘争を続けてきた。前国王は血縁関係を否定してきたが、控訴裁が昨年命じたDNA鑑定の結果、今年1月にデルフィーヌさんを実の娘だと認知していた。

時事ドットコムニュース
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