理化学研究所(理研)は、スーパーコンピュータ「富岳」で行なっている
新型コロナウイルス対策に関する研究開発のうち、
「室内環境におけるウイルス飛沫感染の予測とその対策」における進捗状況について報告した。

 理研 計算科学研究センター 複雑現象統一的解法研究チームチームリーダーであり、
神戸大学システム情報学研究科の坪倉誠教授は、「マスクを着用していれば、咳をしても
飛沫を抑え、気流を抑える効果があり、遠くに飛沫が飛ばない。頬と鼻の部分にマスクの隙間があっても、
体積比では8割の飛沫を抑えられる。
また、自分を守る被感染防御効果では、体積比で7割程度を抑えられる。
数値結果からは、不織布マスクだけでなく、手作りマスクでも十分役割を果たす」とした。

https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1272611.html