台湾にあった2店舗も閉め、台湾国内に実店舗はなくなった。20年3月1日付で社長に就任した創業家出身の藤原祐介氏は台湾事業について、「今後はECや催事店舗での販売に大幅に縮小して継続する」と話す。さらに「財務体質改善のため」、連結子会社である台灣萊特昂股份有限公司に対する貸付金7億円を債権放棄した。また、アメリカ西海岸をイメージしたアパレル&ペット用品ブランド「ノーティドッグ(NAUGHTY DOG)」は20年8月末で終了、全19店舗を閉店した。
低迷の理由について、「秋の立ち上がりは消費税増税や暖冬に加え、トレンドと品ぞろえの乖離が大きかった。これを踏まえて年明けから投入した春物商品はトレンドを意識し、さらに買いやすい価格で販売したことで堅調だったが、1月下旬以降はコロナショックの影響を大きく受けた」と振り返る。
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