ブラジルの警察によりますと、今月16日、ブラジル中西部のゴイアス州アバジアニアの森の中で、現地在住のアカマツ・ヒトミさん(43)の遺体が見つかりました。アカマツさんは10日から行方不明になっていて、友人が15日に警察に捜索願を出していました。

 この事件で警察は、強盗殺人と死体遺棄の疑いで18歳の少年を逮捕しました。警察の取り調べに対し、少年は金銭目的でアカマツさんに声をかけたものの抵抗され、犯行の発覚を恐れてアカマツさんを殺害し、遺体を埋めたと供述しているということです。

 さらに少年は薬物依存症で、薬物購入を目的に犯行に及んだと供述しているということです。警察は友人の話として、アカマツさんは2011年の東日本大震災で被災し、放射線の治療を目的に2年前にブラジルに移住したとしています。(18日06:23)

2020-11-18 07:14
https://www.mbs.jp/news/zenkokunews/20201118/4129721.shtml