JR関内駅で男性を階段から落とし死亡させたとして、傷害致死の罪に問われていた男の裁判員裁判で、横浜地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

この裁判は、ことし4月、JR関内駅で当時68歳の関良則さんを階段から落とし、死亡させたとして、横浜市中区扇町の佐藤雄志被告が傷害致死の罪に問われていたものです。 佐藤被告は、これまでの裁判で、起訴された内容を認めていました。

20日の判決で、横浜地裁の中山大行裁判長は、「打撃自体から重篤な傷害結果を生じさせるものではないが、階段からの転落や転倒の危険が伴うことは想定すべきだった」と指摘。

一方で、「被害者の死と向き合い、反省を深め周囲の支援を受けながら、罪を償い更生する機会を与えるのが相当」だとして、佐藤被告に懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/362515f9569d54fe4acccb0bf26bd47aa86da566
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