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一方、日本政府の新型コロナウイルス対策分科会は7月末、「マイクロ飛沫感染」という言葉を新たに作り、あくまで空気感染とは異なると強調した。マイクロ飛沫は5μm未満の微粒子とされる。しかし、エアロゾルには大きさの定義はなく、5μmよりも大きくても、風に乗って舞えば空気感染は成立する。そのため西村氏は、「飛沫粒子の大きさで分類することに意味はなく、以前から存在する『空気感染』もしくは『エアロゾル感染』という言葉を使用するべきだと考える。定義のあいまいな『マイクロ飛沫感染』という造語は非科学的である」と苦言を呈した。