東京・渋谷区のバス停で、路上生活者の女性が殴られ死亡した事件で、逮捕された男が事件前日、この女性に「お金をあげるから、このバス停からどいてほしい」と声をかけていたことが新たにわかった。

吉田和人容疑者(46)は11月16日午前4時ごろ、渋谷区幡ヶ谷のバス停で路上生活をしていた大林三佐子さん(64)を、ペットボトルが入った袋で殴り、死亡させた疑いが持たれている。

吉田容疑者を知る人は、「真面目で親思いで、こんな子が今時いるんだなと思っていた。(事件を聞いて)ショックというか、考えられないような」と話した。

調べによると、吉田容疑者は、事件前日の未明、同じバス停にいた大林さんに「お金をあげるから、バス停からどいてほしい」と声をかけたが、断られたという。

このことについて、吉田容疑者は「腹が立っていた」と話していて、警視庁は、犯行の動機につながった可能性もあるとみて調べている。

https://news.livedoor.com/lite/article_detail/19262345/



逮捕の男「石を袋に入れた」渋谷区バス停で女性死亡
[2020/11/22 12:11]
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000199141.html

東京・渋谷区のバス停で女性が頭を殴られて死亡した事件で、逮捕された男が凶器について「近くの石を袋に入れた」と供述していることが分かりました。

警視庁によりますと、吉田和人容疑者(46)は何かが入った袋で大林三佐子さん(64)の頭を殴って死亡させた疑いが持たれていて、これまでに「袋にはペットボトルなどが入っていた」と話していることが分かっています。

その後の捜査関係者への取材で、「ペットボトルだけでは軽かったので、近くの石を入れた」と供述していることが分かりました。

犯行の際には袋を2つ持っていましたが、逃走する時には1つだったことも防犯カメラの解析で分かり、警視庁は凶器を捨てたとみて調べています。