建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、北海道旭川市に住む27歳のアルバイト従業員の男です。
男は7月8日、北見市常呂町にある常呂漁協が所有するホタテ漁師の休養施設に侵入し、19歳の漁師の少年の部屋から現金約4万円を盗んだ疑いがもたれています。
男と漁師の少年に面識はありませんが、男はかつてこの漁協でホタテ漁船の乗組員として働いていて、施設を出入りしていたということです。
漁協関係者から8月に通報があり警察が捜査し、防犯カメラや関係者への聞き込みなどから男の容疑が浮上。11月25日に逮捕されました。
当時関係者はホタテ漁に出て施設内は"無人状態"だったとみられていて、警察は男がかつて働いていた時に得た情報を活用して、施設に忍び込んだとみています。
調べに対し男は「金が欲しかった」などと容疑を認めているということです。
警察は男の余罪も詳しく調べることにしています。