【香川支局】 10月9日午前10時30分頃、坂出市人権課に、女性(高齢と思われる)から「同和地区が坂出にもあるなら教えてもらいたい」と非通知の電話があったと、市から坂出市協、県連に報告があった。

 対応した職員によると、女性の問い合わせに「なぜ、そのようなことを聞きたいのか」と尋ねると、「(身内の)縁談のため」と答えた。名前や住所を問いかけたが女性は拒否した。

 職員は「そのような問い合わせは、人権侵害、差別行為になりお答えできない」と伝え、「身元調査は条例で禁止されていて、部落差別を解消するための法律もあり、差別をなくしていかなければならない」と説明すると、女性は一方的に電話を切った。

 市人権課は、ただちにほかの部署に情報提供をおこない、あらためて職員全員に「差別事象対応マニュアル」について周知徹底をはかるよう注意喚起をおこなうと同時に、坂出市協、県連、県人権・同和政策課に報告。他市町にも情報提供をおこなった。

「解放新聞」(2020.11.25-2972)
http://www.bll.gr.jp/info/news2020/news20201125-5.html