米政府の新型コロナウイルスのワクチン開発を加速する「ワープ・スピード作戦」のモンセフ・スラウイ首席顧問は1日、
規制当局によるワクチン承認から24時間以内、最長でも36─48時間以内に、医療従事者らへの接種を開始する可能性があると述べた。

さらに、年内に2000万人がワクチン接種することを望むとの考えを示した。

米国では11月、新型コロナ新規感染者数が420万人に達した。

専門家の提言にもかかわらず、マスク着用を拒否し、ホリデーシーズンに向け人が集まる中、
感染者数は前月から倍増超となり、ワクチン早期承認への期待が高まる。

ワープ・スピード作戦の供給・製造・配布を監督するポール・オストロウスキ氏は、
米国民全員が6月までにワクチンを接種する見通しとした。

また、米運輸省はこの日、コロナワクチンの「即時の大量輸送」を可能とする態勢を整え、全ての規制上の措置を完了したと明らかにした。
https://jp.reuters.com/article/us-to-start-jabs-within-24-hours-of-appr-idJPKBN28B5HX