>>333
弾道ミサイルの価格を舐めすぎ。
これはミサイル攻撃の根本的な弱点なんだけど、大型弾道ミサイルは10億円ほどの値段がして、
しかも「発射した時点でこれだけの金が消える」わけ。
それに対して相手が経済的負担を受けるのは、「ミサイルが命中して被害が出てから」なんだ。
ただし迎撃ミサイルなんかは発射した時点でコストが発生するけどな。

だから弾道ミサイル50発の攻撃を仕掛けるなら、毎回500億円が飛んでいくわけだ。
もちろん、一隻数千億円の空母を仕留めれば、十分に元が取れる。
だが一度の攻撃で確実に仕留められるのか?

飽和攻撃なんて所詮は確率論だから、運悪く一発も当たらないなんて十分あり得る。
当たったとしても、1,2発で空母が沈むか?
現在の空母は戦艦大和より大きく、ダメコン設備だって進歩している。
大和を沈めるのに、何発直撃弾が必要だった?

もちろん、甲板を損傷させ一時的とはいえ艦載機を発進できないようにすることは
軍事的には意味が無いわけじゃない。
だが、たかだかその程度の修理に1億もかからない損傷を与えるのに500億円使うの?
攻撃側が先に戦費を使い果たしてしまうよ。