空中発射弾道ミサイルは攻撃用の兵器としては実戦配備されなかったが、現在アメリカが推進しているミサイル防衛において、弾道弾迎撃ミサイルのテスト用としてeMRBMやE-LRALTといった空中発射型の弾道ミサイル標的が使用されている。

2019年現在ロシアによって新型の空中発射弾道ミサイルKh-47M2キンジャールが開発されている。発射母機には迎撃戦闘機であるMiG-31が使用されており、ロシア国防省の発表によれば最大速度マッハ10、射程2000kmを発揮し、陸上目標および海上移動目標を攻撃できるとされている。