新型コロナへの対応をめぐり中国への不満が渦巻くなか、2020年10月、欧米や東アジアなど14カ国を対象にした世論調査で対中感情が急激に悪化していることが浮き彫りになった。

では中国の人々は世界各国をどう見ているのか。

約1000人の中国人を対象に同じ14カ国の印象を尋ねたところ、最も印象が悪いのはアメリカで「非常に否定的」と「やや否定的」が計77%。続く2位は計61%の日本だった。

一方、イタリアやスペイン、韓国などに対しては「非常に好意的」と「やや好意的」が過半数を占める。なかでも好印象なのがドイツで、「非常に好意的」が18%、「やや好意的」が51%に達した。

77%
アメリカへの印象が「非常に否定的」または「やや否定的」な中国人

61%
日本への印象が「非常に否定的」または「やや否定的」な中国人

69%
ドイツへの印象が「非常に好意的」または「やや好意的」な中国人
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/01/post-95337.php